アーユルヴェーダと心理学

 

Wellbeing
ブログ

アーユルヴェーダ — 変化の激しい時代をしなやかに生き抜くための「生命科学」

皆さま、こんにちは。山田いずみです。

私は長年、ビジネスとアーユルヴェーダという古の智慧の世界を往復してきました。その中で確信しているのは、アーユルヴェーダは単なるリラクゼーションや伝統医学ではなく、現代を生きる私たちが自らの能力を発揮して、思いどおりのパフォーマンスを発揮するための、極めて合理的で洗練された「セルフマネジメントの技術」であるということです。

今回は、この5000年の歴史を持つ「生命科学」の本質と、今なぜ私たちにこれが必要なのかについて、私なりの視点でお話ししたいと思います。

アーユルヴェーダは「自分を知る」ための地図

アーユルヴェーダ(Ayurveda)という言葉は、サンスクリット語で「アーユス(生命)」と「ヴェーダ(科学・知識)」が結びついたものです。その根底にあるのは、「私たちは自然の一部であり、一人ひとりが異なる個性(体質)を持っている」という考え方です。

私たちはつい、世の中で流行している健康法や食事法をそのまま取り入れてしまいがちです。しかし、ある人にとっての「薬」が、別の人にとっては「毒」になることもあります。

アーユルヴェーダは、風(ヴァータ)、火(ピッタ)、水(カパ)という「ドーシャ」の概念を通じて、自分自身の今の状態を客観的に見つめる「地図」を授けてくれます。自分の体質と、その乱れの兆しを知ることは、不調に振り回されるのではなく、自らの手で人生の手綱を握り直すことに他なりません。

パフォーマンスを高める「整え」の技術

家庭でも職場でも、あるいは責任ある立場において、私たちが直面する最大の課題は「持続可能なパフォーマンス」です。

かつての私自身もそうでしたが、多くのプロフェッショナルは、気力や根性で限界を突破しようとします。しかし、体という資本が整っていなければ、思考は曇り、決断の精度は落ちてしまいます。

アーユルヴェーダが教えるのは、日々の小さな「選択」の積み重ねです。

  • 今の自分にふさわしい食事は何か
  • どのような睡眠が、脳と体を最も深く癒やすのか
  • 季節の移ろいに、どう心身を適応させるのか

こうした理論がしっかりある心身のマネジメントを日常に組み込むことで、私たちはストレスに抗うのではなく、それを受け流し、常に凛とした状態を保つことができるようになります。

キャリアのその先へ。知恵を社会に実装する

私が経営する「英国アーユルヴェーダカレッジ」では、多くの働く女性たちがこの知恵を学んでいます。彼女たちが求めているのは、単なる資格ではありません。

20年、30年とキャリアを積んできた女性が、アーユルヴェーダという「一生モノの知恵」を手に入れるとき、そこには新しい化学反応が起こります。自分が整うことで余裕が生まれ、その安定感が周囲に波及し、組織や家庭を癒やす存在へと進化していく。

それは、自らの経験(キャリア)を、より高い次元での社会貢献へと昇華させるプロセスでもあります。

凛として、しなやかに。知恵を生きる

時間は瞬く間に過ぎていきます。だからこそ、溢れる情報に惑わされるのではなく、自分自身の生命のリズムに耳を傾ける「静寂の時間」を大切にしたいものです。

アーユルヴェーダという智慧は、あなたがあなた自身の価値を楽しみ、人生という舞台で最高のパフォーマンスをするための、最強の味方になってくれるはずです。

この場所を通して、私が日々実践している心身のマネジメントのエッセンスをこれからも分かち合っていければ幸いです。

山田いずみ

Official Links:


「自らの存在価値を再定義し、人生をより高めていく一助となりますように」