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朔日参りと茅の輪くぐり

2022.07.02

朔日参りを始める

朔日参りとは

今年は夫が五黄の寅、私が壬寅で二人揃って年男年女になります。健康をもっと意識しようと、年のはじめから朔日参りを始めました。朔日(ついたち)は、ツキタチ(月立)という音が変化したもので、こもっていた月が出はじめるという意味だそうです。全国各地でも、正月の元旦をはじめと、毎月初めの一日に神社にお参りし、新しい月の無事を祈る風習が残されています。

近所の氏神様

毎月通うのはむしろご近所の氏神様がよいそうです。まずは夫婦で北澤八幡宮にお参りしてから、私だけ会社近くの氏神様である隠田神社に向かいます。

北澤八幡宮は、台地の縁にあたる斜面に立地していて、樹齢を重ねた高木が残っていて、ひっそりと周辺の閑静な住宅街を守っている感じがあります。境内付近は、地域の子供の遊び場、散歩道にもなっています。かつて、江原啓之さんが神職として奉職されていたと言われています。

夏越の祓の茅の輪くぐり

隠田神社

私の教室のある渋谷区神宮前の氏神様は隠田神社となります。今年、朔日参りを始めるにあたり、少し調べてみたら、、、                 

隠田神社は、「東京・原宿に400年 美と縁結びの守り神」とありました。アーユルヴェーダの教室をやっている私たちには、ぴったりの守り神です。

現在この地域は、ファッション・アパレル、美容関係を中心に多くの店舗や企業が立ち並び、文化流行の発信地になっています。こちらの神社もそんな地域にひっそりとたたずんでいます。

茅の輪くぐり

隠田神社には、茅の輪が設置されてありました。茅で作られた大きな輪をくぐる「茅の輪くぐり」とは、6月30日頃の夏越の祓(なごしのはらえ)に行われる神事だそうです。茅の輪をくぐることによって、半年間の生活の中でたまってしまった災いや厄を払い、健康で幸せな生活が送れるよう願いを込めてお参りするそうです。

私も案内板に書かれているとおりにやってみました。茅の輪を左足でまたぎながらくぐります。茅の輪の左側を回ってから正面に戻って一礼します。次は、茅の輪を右足でまたぎながらくぐります。茅の輪の右側を回ってから正面に戻って一礼します。もう一度、左足で茅の輪をまたいで左側へ回り、茅の輪の正面に立って一礼します。 最後は茅の輪をくぐり抜けて拝殿でお参りを行います。

今年前半は新しい仕事にも取り組んで突っ走ってきました。その疲れが出ないよう、今年後半も頑張っていこうと思います。皆さんも、ぜひ、ご近所の神社で茅の輪くぐりをされてはいかがでしょうか。

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