日本人とアーユルヴェーダ

Ayurveda
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誰かのためになる喜び

2021.09.01

皆さんが、喜びや幸せを感じる瞬間はどんな時でしょうか?好きな仲間と美味しい食事をしたり、仕事の目標が達成できた時かもしれません。

私は総合プロコースの最後の授業で「愛」についてお話しています。愛を定義するのはとても難しいことですが、人と人とを離れがたく結びつけている感覚が愛だと考えるとわかりやすいと思います。そして、愛には3つの方向性があります。

まず、はじめに、人から自分に向けられる愛。

どんな人も人から愛されたいと思うものです。

愛されたい、別のことばでいえば、
人から認められたい
人から受け入れられたい
人から褒められたい
人から期待されたい
人からすごいと(素敵に)思ってほしい

こんな思いは皆さんにもあるでしょう。

次に、自分が自分に向ける愛。
人に常に見守られて、人から大切にされていると、
自分を信頼して、何をするにも、安心して、自信をもって立ち向かえます。
これは2つ目の自分を愛している状態です。これによって、自己重要感や自己肯定感が高まります。

そして、3番目は、他者に向けた愛です。これは見返り(自分への愛)を期待せず、ただ他者の成長を願う愛です。

つまり、しっかり自分に自信がもてると今度は自分の能力を発揮して、

人のために役立ちたいと思うようになります。
人の成長を見守りたい、困っている人を助けたいと思うようになります。
人に気づかいや心遣いができる人はとても余裕や安心感があって、素敵ですよね。

この3つの方向は、私たちの魂の成長とともに、この順番で発展していきます。逆にこの順番で発展することが魂の成長とも言えます。

スクールが目指しているのは、一人でも多くの人が、
アーユルヴェーダをはじめ、健康に関する様々な知識や技術を手に入れて、
自分も健康になり、家族や友達の健康に役立ち、

そして、まだ見ぬ人々~広く社会全体~に影響を与える人になっていただきたいと願っているのです。人の変化に立ち合い、人の笑顔を見たとき、真のよろこび、幸福感を得るからです。

つまり、この3方向の愛を与えることで、魂の成長をしていただくサポートをしています。

スクールには、接客業や営業の仕事からデスクワーク中心の事務系の仕事まで、さまざまな仕事をされている方が学びにいらっしゃいます。その中で皆さんの思いの一つは、「生きること」に直結した仕事につきたいというものです。

インターネット、広告、旅行、、、あれば便利で楽しいです。「健康」ほど大切なものはないのではないでしょうか。健康であれば、なんでもチャレンジできますが、そうでないと、あきらめなければならないことがたくさんあります。そのサポートができるとうのはとても価値があることだと思います。

「人の成長を見守り、自らの魂の成長をめざす」皆さんの大切な時間を私たちとぜひ人生を学びましょう。

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