自己重要感って何?自己肯定感との違い、高めることのメリット ~ヒント#2

2022.07.02

「自己重要感」や「自己肯定感」という言葉を耳にすることがあると思います。一見、同じことのように扱われがちな2つの言葉ですが、実はイコールではありません。今回は2つのうち「自己重要感」について、「自己肯定感」との違いも踏まえながらご紹介したいと思います。

自己重要感とは

自己重要感とは、読んで字のごとく「自分は自分にとって重要だ」という感覚のことです。自己重要感は、他者とのかかわりの中で「自分は大切にしてもらえている」という経験や、様々な「挑戦⇒達成」という経験を通して味わう「自分の力で何とかなる」という実感によって育まれていくものです。特に最初の「自分は大切にしてもらえている」という経験は、幼少期の経験がその人の自己重要感に大きく影響すると考えられています。

自己肯定感との違い

一方、自己肯定感とは「自分は価値のある人間だ」「自分はダメじゃない」という感覚です。言葉だけ見ると自己重要感と同じように見えますが、根本には大きな違いがあり、
自己重要感が高い=自己肯定感が高い
というわけではありません。自己重要感が自分が自分に対して下す評価なのに対し、自己肯定感は「価値のある人間だ」と評価を下す要因が他者にある可能性があります。その場合、「他人に認められる」ということが、その人の自己肯定感を上げるポイントとなるため、自分の感情を抑えて他者のために頑張ってしまったり、他者から認められないと、自己肯定感が下がってしまうということになります。ただし「自分は価値のある人間だ」「自分はダメじゃない」という感覚も成長をしていく上では、必要な要素なので、バランスよく高めていくということが大切になります。

自己重要感を高めるとよい理由

自己重要感、自己肯定感、どちらも大切な感覚ではありますが、やはり「自分は自分にとって重要だ」という自己重要感を土台として高めておくということにはいくつかのメリットがあります。

自分の軸で生きられるようになる

自己重要感が低いとどうしても「他人からどう見られるか」「世間的にどうか」ということを意識して行動しがちになります。もちろん人とのかかわりにおいて、相手がどう感じるかということに配慮することは大切ですが、他者を優先しすぎることは自分を無視することにもつながります。自己重要感が高まると「どんな自分でも自分にとっては重要である」という感覚をもとに行動を選択していくので、自分の信念や価値観に合った行動がとれるようになります。

やりたいことをする行動力が生まれる

自己重要感が低いと、何かにチャレンジしようとしても「どうせできない」「最後までできるだろうか」とついストップをかけてしまったり、他者のことばかりを気にかけて、そもそも「自分のやりたいこと」に目を向けられていないこともあります。自分のやりたいことを見つけて、チャレンジしていくことは「豊かな人生」において重要な要素でもあります。自己重要感を高めることでやりたい事にチャレンジする後押しを自分でできるようになります。

他者を素直に受け入れることができる

自己重要感を高めると、相手の感情や価値観に振り回されることがないため、どのような相手でも受け入れることができるようになります。「自分が自分で重要だ」と感じるのと同じように「相手も相手にとって重要な存在なのだ」と考えられるようになるからです。

今回は「自己重要感」をテーマにお話をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。もし、この記事を読んで「自己重要感」が低いかもしれないと感じた方も大丈夫です。まずは、「自分は大切にされるべき存在なんだ」と気づくことが大切です。その上で「自己重要感」を高めるということに目を向けていただければと思います。NLPにも、自己重要感を高めるための理論や実践法がありますので、こちらのページで少しずつご紹介いたします。

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