「謙遜」に潜む落とし穴 ~ヒント#7

2022.07.09

皆さんは褒められたときどのような反応をしますか?「いえいえ私なんて」「まだまだです」なんて謙遜していませんでしょうか。日本では「謙遜は美徳」とされているところもあるため、状況によっては謙遜することで、場がおさまることもあるかもしれませんが、過度に謙遜しすぎることは、セルフイメージを下げることにつながることも。今回は「謙遜」に潜む落とし穴についてご紹介します。

「謙遜」がセルフイメージを下げる理由

謙遜するときに、どのような言葉を使うでしょうか。
「いえいえ大したことありません」
「私なんてまだまだです」
など、自分を過小評価する言葉を使うのではないでしょうか。本当にそう思っているかは別ですが、脳は「言葉」を使って体験を記憶していくため、「大したことありません」という言葉を使うと「私は大したことのない人間なんだ」という記憶になります。つまり「私は大したことのない人間である」というセルフイメージになるということです。そして、その積み重ねが行動や思考にもつながっていきます。

褒められ上手になってセルフイメージを上げる

褒められたときの自分を観察してみる

まずは、褒められた時に自分がどのような反応をしているかに「気づく」ことが褒められ上手になる第一歩です。
・どんな感情か
・どのような言葉を使っているか
過去に褒められた時のことを思い出したり、褒められる状況をイメージしてみてください。どのような言葉を使っているかは、誰かに聞いてみるのもよいですね。「申し訳ないな」「本当かな」「偉そうだと思われてないかな」といった感情がわくかもしれませんが、そのことについて考えたりする必要はありません。「私は褒められた時、こんな感情になるんだ」と受け入れるだけで大丈夫です。どのような言葉を使っているかについても感情同様、気づき、受け入れるということをします。

褒められ上手になる練習

観察で気づいた「感情」については、すぐに変えることはできないかもしれませんが、「言葉」については意識することで変えることができます。褒められたら、笑顔で「ありがとうございます!」「うれしいです!」と言って、褒め言葉を受け入れてみましょう。最初は心がザワザワしたりするかもしれませんが、続けるうちにすんなり受け入れられるようになってきます。受け入れられるようになるというのは、セルフイメージが上がってきているというサインでもあります。

いかがでしたか?褒められた時の反応に限らず、日常のささいな行動や癖がセルフイメージや自己重要感を決めてしまっているということがよくあることです。無意識でいる限り、行動や癖を変えることはできませんが、「気づく」ことができれば、変えることは可能です。今後もこのような日常のささいな行動をテーマにしたセルフイメージや自己重要感の高め方についてお伝えしますね。

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