イラつく自分を見る~ヒント#2

2020.05.14

今日のテーマは「自分を客観視する」です。


自分を客観視する

客観視とは、自分を違う誰かのように第三者の視点で眺めることです。まるで天使が頭上から自分をみているかのように自分を観察するのです。

なぜ客観的に自分を見ることが必要なのでしょうか?

私は以前気が短くイライラしたり、落ちこんで、一日むっつりしたりしていることがよくありました。このような気分の起伏は、目の前の仕事に悪影響になるだけでなく、体調にも大きな影響があります。

怒りや悲しみ、不安などのマイナスの感情は、体を緊張状態にして、睡眠不足、さらに疲労の蓄積、体調不良につながっていきます。もちろん、マイナスの感情をもつこと自体が、楽しくないですよね。私は朝起きた瞬間から、疲れていて、体が重い一日が続き、なのに、夜になると眠りに入いるのに時間がかかるというような毎日を送っていました。自分の感情を少し離れて見ることで、自分の感情に振り回されず、体調を大きく崩すことがなくなりました。

自分を客観視するのは、どんな風にしたらよいでしょうか?

自分を分離してみる

アメリカで開発されたNLPという心理学で、ディソシエイトという考え方があります。物事を客観的に自分と分離した状態で認識することをいいます。マイナスの感情も自分とは分離して客観的にみることで、気持ちがかなり楽になります。

自分に問いかけてみる

客観視するのが、むずかしければ、こんな風に自分に問いかけてもいいかもしれません。「今、どんな気持ち?」「怒っているのだけど、でも、もしかしたら、分かってもらえず、悲しいのかもしれない。」自分の気持ちに向き合うのは、特にマイナスの感情に向き合うのは、苦しかったり、辛かったりするかもしれませんが、自分の感情を知るのは、ここから解放される大切なプロセスなので、頑張ってやってみてください。

日記に書いてみる

1日の終わりを振り返り、今日のからだの調子、起こったことや感じたことをダイアリーにまとめてみせんか?1日の終わりに10分でも構いません。箇条書きでもいいと思います。疲れている体の部分、調子のいい体の部分、楽しかったこと、悲しかったこと。ダイアリーに記録してみましょう。

「自分を客観視する」よりよい自分の一歩のために、お勧めです。

アーユルヴェーダの具体的なヒント 体調、感情の動きなどをダイアリー(日記)につける~

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