アーユルヴェーダで心も体も強くしなやかに生きる~ヒント#1

2020.05.14

「アーユルヴェーダをとりいれた108の生き方ヒント」にようこそお越しくださいました。

このページではアーユルヴェーダを日常生活に取り入れるヒントとなるような考え方や実際にできることなどをご紹介していきます。なかには、「こんなこと?」と思うようなシンプルなものもあるかもしれませんが、ぜひ実践してみてください。


生命を支える「消化力」

私が、アーユルヴェーダの中で一番役にたつと思っている知識は、「消化力(アグニ)」です。人は、食物を消化管で分解し、栄養素として小腸から吸収します。その後、栄養素は血液とともに全身を循環し、全身の細胞で取り込まれて、エネルギーや新しい組織をつくります。このプロセスが「消化力」です。

「消化力」は変化する

消化力は、人それぞれ、異なりますし、体調によっても変化します。正常に働いていれば、エネルギーにあふれて、新陳代謝も活発で、健康であるといえます。これがバランスを崩すと、元気がなくなり、体調が悪くなる、病的な組織がつくられることもあります。

私たちの免疫力も、良い物を食べて、正しく吸収、代謝できれば、しっかり働きますが、食べ物に問題があり、あるいは、睡眠、運動、ストレスなどの生活習慣がくずれると、消化力が低下し、感染症やがんなどの病気にもかかりやすくなってしまいます。

健康を自分で守る108のヒント

アーユルヴェーダは、体のこのプロセスをわかりやすくシンプルに説明してくれます。
医師でなくても、しっかり自分の体がわかるようになりますし、マネジメントができるようになります。この「108の生き方ヒント」で、健康に影響を及ぼすものを、さまざまな観点でお話しすることによって、これを読まれた皆さんが、心も体も強く、しなやかに生きることができる助けになればと思っています。

108という数字を選んだのも、これが煩悩の数と言われているからです。 みなさんの心も健康になり、思い通りの暮らし、豊かな人生を手に入れることを願っています。

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