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ゴルフ女子、たった2年で100を切る方法

2020.12.14

ゴルフって素晴らしい

50歳を過ぎてしばらくした頃、ゴルフを始めました。健康で美しく生涯を生き抜くためには、ゴルフはとても理にかなったスポーツだと思っています。

ゴルフを再び始めたきっかけ

若い頃にギブアップしたゴルフを50歳になって楽しめるようになったのは、大学時代のスキー部の仲間のおかげです。彼らとは年1回夏にゴルフをして、夜に飲み会をするのが10年前くらいからのイベントですが、私はゴルフはできないので夜から参加していました。

当時、軽くヨガをするぐらいしか、身体を動かしていなかったので、何かスポーツといえるものも探していました。仲間の1人に「今は道具が進化していて昔より簡単だから、やってみなよ」と言われたことが重なり、再びゴルフをするように。

クラブヘッドも昔よりかなり大きくなって、これなら当たるかもと思ったものです。また、プレイ代も以前の半分ほどになっているし、ウェアもとてもおしゃれで可愛いものが増えていて、ワクワクしたのを覚えています。

ゴルフは運動の中で長く続けられるスポーツ

運動量だけでいうならば、ゴルフは歩いてショットするだけの軽い方のスポーツ。運動の中でも1番長く続けられるものではないかと思い、「健康で美しく生き抜く力」を養い、楽しむスポーツとして、ぴったりでした。

東京大学と杏林大学の共同研究では、ゴルフが認知機能低下の予防に適しているスポーツであることを証明しています。認知機能の維持には、有酸素運動と認知課題を同時に行うデュアルタスク運動が効果的とされており、ゴルフはその要素が組み込まれたスポーツ。そのため、認知症予防の観点からゴルフによるその効果を科学的に検証しているようです。

実際、ゴルフは走ったり高度な動きをしたりするわけではないけれど、緑の芝生の上を約10キロ程度歩く有酸素運動です。斜面の勾配や風、太陽の光などの環境を目の前にして、基本の打ち方がいつでも通用するとは限りません。さまざまな状況に応じて、どうやってショットをするかを考えるデュアルタスク運動です。小さなボールが穴に入るまでいろんなドラマがあります。スコアが良ければもちろん嬉しいですが、うまくいかない日でも、やりきることの達成感は爽快です。

また、ゴルフは一緒に回る3人と仕事の話やたわいもない話をする社交の場でもあります。車でなければ、ゴルフの後にみんなで飲みに行く。そういった人との交流も認知症や生活習慣病の予防に必要なひとつの要素となります。

50歳で本気でゴルフにはまる

私がゴルフにどんどんはまっていったきっかけの一つにに、中学高校の同級生でおなじように50代になってからゴルフを始めた友人がいます。

彼は学生時代からもスポーツを真剣にやっていた人だったので、「ゴルフはスポーツではない」と頑なに挑戦をこばんできたようです。しかし、必要に迫られはじめたゴルフに、今は年間120日も行くほど夢中になっています。

そんな友人の姿を見て、私も、うまくなるためにしっかりレッスンに通い、ゴルフと向き合うことで、2年間でどんどんスコアを伸ばして行きました。

しかし、90を切った時から急にスランプに入ってしまい、むしろ100もなかなか切れない状態にもどってしまったのです。

忘れられないアドバイス

そんなある日、ある若いコーチからいただいたアドバイスが今も心に残っています。

「その日一発目のホール、ショットが右にそれて林の中に入ってしまいました。さあ、山田さんどう思いますか?」と聞かれて、私は「あ~、また、今日1日ダメかもしれないと思うかな」と答えました。

そんな私に、このコーチは技術的なアドバイスではなく、ゴルフの向き合い方を教えてくれたのがとても印象的だったのを覚えています。

どんなショットをしてしまったとしても、次のボールの位置から繰り広げられるショットは一期一会だということ。

林の中に飛んで行ったボールも、バンカーの中に入ったボールも、同じシチュエーションは、ゴルフ人生でその一度しかない。せっかくなら目の前のその状況をどう攻略するかに集中して楽しむことが大切だと。

そのアドバイスを受けた時、ゴルフの楽しみ方ってそういうところにあるのではないかと思い、はっとしたことを覚えています。

人生も同じです。嫌なことが続いて、なんでこんな人生なんだって思ってしまう時があるかもしれもせん。でも、私たちには、積み重ねてきた経験があります。その経験を活かして、現実と向き合い、どう攻略するか、より良い方法を考える。

その考え方次第で何通りもの人生があるなんて、本当に楽しいと思えるのです。

スランプから抜け出す光

ゴルフの楽しみ方がわかり、コースに出たら、あれこれ考えるのではなく、とにかくクラブを振り切ることだけを意識するようになったことで、スランプから抜け出しはじめています。

たとえバンカーに入ってしまったとしても、毎回変わる砂の硬さや角度。以前の私だったら半分諦めモードだったけれど、今は違います。どうコントロールして次につなげるかを考えるのがとても楽しくなりました。

それはセラピストとしてマッサージをすることにもつながります。マッサージの手順や体の動かし方を考えているうちは、お客様と上手にエネルギーを交換することはできません。

お客様の体の状態に意識を集中して、セラピストが無意識に体が動いていくようになって、やっとお客様を癒せるセラピストになれます。知識として理解していたことが、ゴルフという趣味を通じて、実感へと繋がったのです。

ゴルフは今1番夢中になれて、頑張って続けたいと思える趣味。夫とも共通の趣味になり、夫婦でこれからも続けていきたいと思っております。